文法の強化
私立中学の国語の特徴は、文法(口語文法と古語文法)と古文の授業進度が速いということです。
口語文法そのものは、大学受験には関わっていないのですが、古語文法につながる単元として、各学校が重視しています。
この文法がかなり大変な授業になっています。学校によっては、教科書を読んでプリントを渡されただけで定期試験を受けることになる場合もあります。国語塾には、日本語の言語学が専門の講師がいますので、学校では学びにくい口語文法を、できるだけわかりやすく、学校の進度にあわせて授業を行っています。
大学受験に深くかかわる古語文法は、確認小テストをくりかえし、記憶の定着を図っています。

高校入試レベルを意識させる
中高一貫校の場合、高校受験がありません。そのぶん、ゆっくりじっくり勉強できますが、高校入試を迎え撃つ公立中学の生徒にくらべ、のんびりしていることも否めません。
中高一貫校であっても難関校の高校入試レベルの問題に常に接し、自分の読解レベルを知っているほうがよいので、定期試験がない時期は、高校入試の過去問をテキストとして使用し、全国レベルの国語力をキープするようにしています。

受験が終了したら、入学まで一切勉強をせず遊びまくるというのはNGです。中学受験が終了したら、英語だけでも学習を始めるべきです。入学までの間に、be動詞と一般動詞が定着していれば、その後の英語がかなり楽になります。

英語で重要なbe動詞・一般動詞より、名詞や形容詞を先に学習する学校が多いようです。教科書はありますが、実際の授業では、学校オリジナル教材や問題集をもとに授業をしています。be動詞や一般動詞を夏休み中の補講で行う学校が多いのも私立の特徴です。重要部分は普段の授業ではなく、長期休暇の補講で補っているといえるでしょう。
また、ゴールデンウィークや夏休みなどの長期の休みには、大量の宿題(問題集1〜2冊分)が出されます。しかし、宿題の範囲の半分近くは、学校で習っていない単元です。「問題集の解説を見ながら自力で解きなさい」と要求されているようです。習っていない部分を自力で解くことは難しく、多くの生徒が宿題を当塾にもってきます

問題は、リスニング・単語の発音・単語・文法問題・教科書問題・問題集問題・応用問題となっています。問題量が多く、単語の書き取りも多いです。

どの中学も、テストや小テストで単語を書く問題が多く出題されています。 当塾の授業は、まずは単語を完璧にすることをめざします。単語が書けるようになったら、検定教科書の内容把握の勉強に進みます。 教科書がクリアできたら、塾用の教材で、文法を学習し、最後に応用問題に取り組みます。




単語未学習の生徒の授業の流れ
単語→教科書→問題集文法→応用問題教科書→問題集文法→応用問題となります。
単語を自主的に勉強できる生徒は、文法中心の授業となります。単語で時間を取られないぶん、応用問題やテスト対策に多くの時間を取ることができます。単語をどこまで自分でものにできるかが、私立中学英語のポイントとなります。

中高一貫教育のため、数学の進みがとても早いのが特徴です。多くの学校は、数学を代数と幾何に分け、二科目としています。幾何の進み具合は学校によって異なり、一概にはいえませんが、代数は1年で連立方程式・不等式まで終了し、2年で因数分解・二次関数まで進む学校が多いようです。進みが早いぶん、1年の最初で数学につまずくと、どんどん数学がわからなくなってしまいます。

中高一貫教育のため、数学の進みがとても早いのが特徴です。多くの学校は、数学を代数と幾何に分け、二科目としています。幾何の進み具合は学校によって異なり、一概にはいえませんが、代数は1年で連立方程式・不等式まで終了し、2年で因数分解・二次関数まで進む学校が多いようです。進みが早いぶん、1年の最初で数学につまずくと、どんどん数学がわからなくなってしまいます。

授業は教科書に沿って行う学校が多いようです。問題集(「体系数学」を使用している学校が多い)から宿題が出題されています。
一回の授業で、宿題が2ページ分出題されています。宿題は先生が毎回チェックしているのではなく、テスト後のノート提出で確認しているようです。そのため、授業のあと、すぐに宿題をやらない生徒が多く、その日の授業の復習をしないまま、テスト前に慌ててしまう生徒が増えています。

問題量は少ないですが、応用問題が多く出題されています。中1のテストでも高校受験に出題されるような応用問題があり、数学の平均点はどこの学校もやや低いようです。とはいえ、定期テストの問題の半分は基本問題ですから、まずは基本問題をきちんと解く姿勢が大切です。そのうえで、応用問題を1〜2問解ければ平均点を超えます。

問題量は少ないですが、応用問題が多く出題されています。中1のテストでも高校受験に出題されるような応用問題があり、数学の平均点はどこの学校もやや低いようです。とはいえ、定期テストの問題の半分は基本問題ですから、まずは基本問題をきちんと解く姿勢が大切です。そのうえで、応用問題を1〜2問解ければ平均点を超えます。